玄そばの品質管理

弊社の「常陸（ひたち）秋そば」は、栽培から加工まで一貫して自社で行っています。
また、質の高い製品を安定的に供給できるよう原料の管理も工夫しています。

原料の「玄そば」は、紙袋のままアルミ製の袋に入れ、空気を抜き真空にして、冷蔵装置の付いた輸送用コンテナで保管します。
そのため、収穫直後に乾燥調製を行った時と同じ水分量や色・風味をそのまま保存できるのです。

蟻巣石の石臼で製粉

”卵は加熱するとゆで卵になります” 極端な話ですが、このようにタンパク質は熱によって変性してしまいます。
蟻巣石の石臼は目に見えない小さな気泡が無数にあり、熱がこもり難く石臼には最適な石とされています。

製粉時の摩擦熱は大敵です。製粉している時点で水分と共に風味や香りも飛んでしまうからです。
この蟻巣石の石臼をゆっくり回転させながら石臼の溝に入ったそばの実を押しつぶして粉にして行きます。
これが、しっとりとした香りの高いそば粉に仕上がる所以です。